東 直矢

 まず、私が地球学科を選んだ理由を述べると、単純に「地球」という言葉にひかれたからです。高校時代は天体に興味を持っていた私は、「地球学科ならそういったことを学べるのでは?」という気持ちで、よく調べもせずに大学に入学してしまいました。

 大学に入ってしばらくして、実際は自分の想像とはちょっと違う学科であることに気づきました。しかし、この学科に入ってみて地球という星一つをとってみてもまだ知られていないことがたくさんあることを実感し、その謎めいたところに魅力を感じました。特に、私は地球の大半を占めるコアやマントルといった構造についてさえも、現在言われていることの色々な部分において想像が含まれていることを知り、驚きと同時に興味を持つようになりました。

 そして、このような興味が私に地球物理学グループの研究室を選ばせたのかと言えば、違う気もします。ただ、地球の表面で何かイベントが起こったとき内部では何が起こっているか知りたいという気持ちがあります。こういったことは他の研究室でも調べることができることかもしれませんが、私はイベントの基本となるようなことが何かに興味があって、そういったことも研究できるのが地球物理学グル−プの特徴なのではと考え、その一員となったのかもしれません。