東海地方に沈み込んでいるプレートの特性について  高橋雪江

 東海地方ではユーラシアプレート(陸側)の下にフィリピン海プレート(海側)が一年間に約45mmの割合で沈み込んでいます。プレート境界ではひずみが蓄積され、大地震が定期的に起こることが予想されます。しかし、東海地方では1854年を最後に大地震が起こっておらず、非常に危険な地域です。東海地震を予測するためには、プレートがどのような常態かを知る必要があります。そこで、この地方で頻繁に起こっている比較的小さな地震を解析することによって、東海地方に沈み込んでいるプレートの特性を明らかにするという研究をしています。
 地震計記録を解析することにより、地震によって解放された力がどのくらいであったかを知ることができます。地震が発生することによって解放された力は、発生した場所がどのような状態であるかによって変化します。東海地方のいろいろな場所で起きた地震について解放された力がどのくらいであったかを調べ、比較することで、どのようなプレートが沈み込んでいるのかということを明らかにするという研究を行っています。