2006年博士号取得   臼井 佑介

「博士になるということ」

博士になるということは、研究を行える能力を身につけることである。

どの分野であろうが、最高学位である博士号を取るためには、常に問題を提起し続け、その都度解決していき、その道を極めなければならない。そのために私が一番必要だと思ったのは、強靭な精神力だ。研究活動を行うことは、自己管理能力があるかどうかがかなり問われる。自分との闘いなのである。

また、皆さん既にご存知のように、博士課程に進学するものは、学年の中でも非常に少ない。つまり、友達は皆卒業していって、自分ひとりだけが取り残される。その孤独感に打ち勝つことができるか?まさに自分との闘いである。

さらに、一番肝心で重くのしかかる博士号取得後の負の部分については、ここでは誰一人書いていない。その道のりはとても深い闇で覆われ、手探りで這いつくばって進まなければならないことを、覚悟しておいてもらいたい。(今まさに私がその状況の真っ只中にいる!)

それでも、どうしてもその道を極めたい、研究を続けていきたい、むしろ挑戦して打ち勝ちたいという人のみ、博士課程に進学することを考えても良いだろう。

君は己を知っているか?

博士になるということは、足元を照らす一筋の光を見つける能力を身につけることである。